公務員試験の面接における退職理由の作り方!前職のことは話す?
この記事はおよそ 5 分で読めます。
今回は「退職理由をどのように考えたか?」を振り返って行きたいと思います。
今更ですが、一度民間企業に入って、公務員を目指し直すという人はけっこういます。
僕と同時に合格した人も7割は既卒か、民間経験者です。(けっこうな割合ですよね)
その中の一部の人に「退職(転職)理由なんて伝えたの?」
と聞き出すことが出来たのですが、みんなからの意見を踏まえて思ったことが2つあります。
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退職理由をどう伝えるか
1つ目は、
「退職(転職)理由はありのままを伝えても良い」です。
というのも、僕はみんながどんな崇高な理由を並べ立てて退職理由を乗り切ったのか興味津々だったのですが、
帰ってきた答えは、
「今の会社の先行きが不安定だからです」とか
「地元で働きたかったからです」 とか
極めつけは
「安定しているからですッ!!」などが挙げられたからです。
あまりの正直すぎる意見に
・・・(゚д゚)ポカーンとしてしまいました。
もちろん中には志望動機につながるようなアツイ理由を伝えていた人もいましたよ。
また正直な意見と言ってもさすがに、
- 会社の人間関係がいやだから
- 労働時間が長いから
などのただの個人的な不満を挙げた人はいませんでした。
じゃあさっきの
「会社の先行きが不安だから」は不満じゃないの?と思われるかもしれませんが、
これは自分の現状を冷静に見つめ、それを脱するために次の手を考えている、ある意味前向きな意見ですよね。(ちょっと後づけ的にも聞こえますが^^;)
いずれにせよ、みんなの退職理由を聞いて、自分はなんであんなカッコつけたこと言ったんだろうか…と少し恥ずかしくなりました(*・ω・*)
僕が伝えた退職理由
ちなみに僕が面接で伝えた内容は以下です。
【退職理由を教えて下さい】
「市役所で人のために働きたいと思ったので、
受験勉強に専念するために退職しました。
在学時にも市役所で働くことに関心はあったものの、
当初の公務員を目指し、勉強する友人たちの姿を見て、
そのハードルの高さに半ば諦めの気持ちがありました。
ただ、実際に社会に出て働いていく中で、
改めて生涯をかけて取り組む仕事について考えなおしてみた時に、
やはり自分は人の生活環境を作る支援をしたい
という強い思いがあったので、
本気で勉強して目指そうと決心し、思い切って退職しました」
な、長い(゚∀゚ ;)
そしてなんかクサくないですか?この理由…^^;
僕はいかに面接官に
「こいつは前の会社がいやで辞めたんだな」
と思われないようにするかをあれこれ考え、これを練り出しました。
が、よくよく考えてみれば上記もいろいろ遠回しな言い方ですが、「ありのまま」を伝えていましたね(;´・ω・)
市役所入りたい!
↓
じゃあ勉強するか!
↓
今の会社じゃ時間取れない!
↓
はい、辞めました!!
おおまかにはこの流れです(*-∀-)ゞ
なので、
「どんな聞こえのイイ理由をつけてごまかそうか?」
とするのではなく、まずはなぜ退職(転職)するのか、ありのままを考えてみると近道になると思います。
それをポジティブな方向に考えてみると、案外サクッと解決したりします。
退職理由の考え方
2つ目は、
「退職理由=志望動機」です。
これはいろんな所で目にした人も多いかと思いますが、
みんなの退職理由を聞いて、やっぱりそうか、と確信しました。
退職理由を聞かれて、ほんとに辞めた理由だけを伝えたら、どことなく後味が悪く終わっちゃいますよね。
「市役所で○○がしたいので、そのために前の仕事を辞めた。」
これが大きなくくりだと思います。
なので、志望動機を考えさえすれば、退職理由も同時に出来上がるというわけです。
ただ、自治体によっては
「志望動機」と「退職理由」を別々に聞いてくる所もあるので、その辺りはうまく言い回しを考えておくと良いと思います。
まとめ
- なぜ退職(転職)するのかを率直にありのままに吐き出し、ポジティブに捉えるとどうなるかを考えてみる。
- 「志望動機」がそのまま「退職理由」にも流用できる。
これらを合わせれば、僕ほどあれこれ時間をかけずにチャチャッと退職理由が出来上がると思います!
そして質問が質問なだけに、「下手なことは言えない・・・」と慎重になってしまいがちですが、
合格者の理由を聞く限り、
あまり神経質にならなくてよい、ということだけ伝えておきます。
以上長くなりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました(*・ω・)*_ _))