面接カードの書き方!ボランティアや気になるニュースって?心構えも!
この記事はおよそ 7 分で読めます。
今回は、面接カードの書き方実践パート2です!
前回は志望動機や自己PRに関することに加え、定番の質問がどういった意図で聞かれているのかについて触れてみました。
今回は面接カードでよく聞かれるその他の質問項目について触れてみることにします。
ではさっそくですが、続きからいってみましょう(・∀・)
⑤ボランティアの経験
公務員、とくに市役所勤務だとボランティア活動もちらほらあります。
>公務員になりたいということは
>「人のために働きたい」ということですよね?
>じゃあボランティア経験くらいしてますよね?
っていう感じの質問だと、個人的に思ってます(;^ω^)
これは経験がない人にはちょっと難しい質問ですね。
最悪、捏造するという手段もありますが、
本番で深くつっこまれた時の対応をしっかり考えておく必要もあります。
理想は本番までに、地域のゴミ拾いなんかでも良いので、
一度やっておくと本番で焦らずに済むと思います。
スポンサーリンク
僕の「介護施設での体験学習」の思い出
僕の場合、実際に介護施設に行って
介護士さんのお手伝いをするという活動を経験していたので、そのことを書きました。
今思い出しただけでも、
あの大変さは本当にすさまじかったです(゚∀゚ ;)
介護業界での仕事を毎日している介護士さんは本当に尊敬できます。
相手のためにしてあげようとする行為が、
(主観じゃなく実際に相手のためになる)
相手に理解されず、
逆にきつく当たられることなんかもあるのです。。
精神的にかなりタフでないと、続かない仕事だと思います。
あの業界はもっと待遇を良くするべきですよ!ほんとに!
…と少し話がそれてしまいましたが、
実際の面接でも上記のような感じで話していました(゚∀゚ ;)
でも、捏造しただけでは出せない、
リアルな現場の声を感じてもらえたのではと思います(・∀・)
なので実際にボランティア経験をすることをオススメします!
⑥やってみたい仕事
これはけっこうデリケートな質問だと思っています。
というのも、
市役所の仕事って数年単位で部署がどんどん変わっていくわけで、
「○○部署の■■の仕事がしたいです!」
と固執してしまうと、
それしか興味ないのかな?
とか思われたり、
かと言って、
「なんでもします!」
じゃああまりにも主体性がなさすぎる…
とも捉えられてしまいかねないという、
なんともいじわるな質問だと考えているからです。
そこで僕が取った対策はこうです。
「自分のやりたい仕事+その自治体全体で取り組んでいる地域の活動」
この2つを書くことで、
主体性+柔軟性を伝えることができるのでは?と考えました。
自分のやりたいことは、志望動機の中で考えておいた、
○○市の■■という活動(僕の場合は地域活動での教育関連)がしたいですと書き、
自治体全体で取り組んでいる活動とは、
例えば花火大会だったり、お祭りだったり、美術展など、
今まで何気なく参加してたものって自治体が携わっていることが多いのですが、
同時にこれを誇り、自慢に思っている自治体も多いはずです。
そういった活動に実際に参加してみて、
- 自分がとても楽しませてもらったということ
- そして今度はそれを運営する側になって楽しませていきたい
といった内容を書きました。
これなら、
「どうしても○○部署じゃないとダメ!」という固執した印象も与えませんし、
かといって
「どんな仕事でもやります!」という受け身な印象も与えないはずです。
⑦公務員として重んじるべきこと
これは最近では特に多い質問なのではないかと思います。
考えてもみれば、
昨今の公務員批判の増加や、公務員の待遇の悪化など、
公務員という職業に対する風当たりがどんどん強くなっていて、
そんな中でも「この仕事がしたい!」
っていう人には「どんな心構えが大事だと思うか?」はぜひ聞いてみたい所ですよね。
おそらく最初に思いついたのは、
- 住民の方のために尽くすということ
- サービス精神を持って対応すること
といった内容だと思います。
というより、僕がそうでした(^_^;)
これだけだと、だれもが思いつく、差別化できない心構えですし、
また、公務員として働く上で、持ってて当然の心構えでもありますよね。
これともう一つ、僕が書いたのは
「理不尽なことにも耐える我慢強さを持つこと」です。
これは友人の公務員に「仕事でどういった時が辛いか?」を聞いてみて、行き着いた答えです。
どういった時が辛いかというと、
【個人的にはなんとかしてあげたいと思っていても、法律にのっとって仕事をする以上、
住民にとっては好ましくないことも断固として遂行しなければならない時】
とのことでした。
例えば、税金の徴収の場面。
住民の方に「お金に困っていて、払えないんです」と言われたとして、
「じゃあもうちょっと待ちましょう」と対応していたのでは、いつまで経っても払ってもらえないでしょうし、一人に対してそういった対応をしたら、
じゃあ私も、俺も、、、
という具合にキリがなくなってしまいます。
こういった時でも、
個人的にはなんとかしてあげたいと思っていても、仕事上断固として、心を鬼にして、払ってもらうものは払ってもらう!
という姿勢で接しなくてはなりません。
相手からしたらまさに、
「お金をむしり取る、思いやりのない鬼」そのものに映ってしまい、言われようのない、批判や罵倒を浴びせられるというわけです。
このエピソードから、僕は
「公務員には理不尽さに耐える我慢強さが必要だ」と感じました。
こういった内部の事情を知っている、という姿勢を見せることができれば、
他の多くの被っている意見より、差別化することができるのではないでしょうか。
⑧最近の気になるニュース
これはテレビでよく目にする有名なニュースを挙げるよりも、
その自治体もしくはその都道府県で起こっているローカルなニュースを挙げたほうが、
より地方に関心を向けている、と伝えることができるのではと思います。
毎日そういった情報をチェックしている人は特に困らないでしょうが、
かつての僕みたいに、新聞やニュースに関心のない人もいるかと思います。
(今でこそ、毎日チェックするようになりましたが^^;)
当時、僕は図書館にこもり、ローカル新聞を片っ端から数ヶ月分チェックしました。
その中で教育に関する記事をピックアップし、自分の経験、感心事とつなげて記入しました。
(志望動機にどんなことを書いたかによって、自分がチェックすべき記事を選ぶと良いです)
またその中で、各地方で行なっている施策も目に入るので、
グループディスカッションの際に役に立つ情報もありました。
当時のグループディスカションの際、その地方独特の施策のことを知っていたのは、
7人中、僕ともう一人だけだったので、
けっこうな差別化ができ、評価にもつながったのではと思っています(・∀・)
なので、ローカル新聞に目を向けるのはオススメです!
最後に
これまで面接カードに記入する際のポイント、
気をつけたことを記入してきましたが、良い考えが浮かんできたでしょうか?
たかが面接カードと思うかもしれませんが、
本気で書こうと思うと、かなりの労力、時間を割かなければなりません。
最初にも言いましたが、僕は
「面接カードですべてが決まる!」
くらいに思っていますので、ぜひ気合を入れて作成してくださいね。
それでは長文にも関わらず、
最後まで読んでいただきありがとうございました!