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民間と公務員はどちらが楽か?新卒で入社する職場環境は重要!?

   

この記事はおよそ 6 分で読めます。

  2016/09/25

sozai58

最初に入る職場の影響力について。

 

前回の記事で民間から公務員へ転職した場合、

余裕を持って仕事をできる可能性が高いという回答をしましたが、

 

それに関連して、

最初に入る職場の影響力についても述べてみたいと思います。

 

最初に入る職場の環境というのは、

その後のさまざまな場面において、あなたの考え、行動に影響を及ぼす可能性があります。

 

というのも、

最初に入った職場の環境があなたの仕事量の基準値を作るからです。

 

1日の内のほとんどを仕事場で過ごすようになると、

どうしてもその職場の色に染まりやすくなります。

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仕事で求められるレベルを数値化してみると…

ここでちょっと分かりやすく仕事の能力を数値で例えてみます。

(数値一つで表せられるものではありませんが^^;)

 

仮に初めて入った職場が、

仕事レベル6の環境で働いていた(Aさん)

仕事レベル4の環境で働いていた(Bさん)がいたとします。

 

二人の仕事の基準値はそれぞれレベル6とレベル4になっています。

そして一度できあがった基準値はなかなか変えられるものではありません。

Aさん Bさん
仕事レベル ★★★★★★ ★★★★

 

これの何が問題かというと、

例えばAさんBさんが仕事レベル5の職場にやってきたとします。

 

レベル6が基準になっているAさん

レベル5の環境だと少し余裕ができますが、

 

レベル4が基準になっているBさん

レベル5の環境だと少し忙しいと感じるでしょう。

Aさん Bさん
仕事レベル ★★★★★★ ★★★★
新しい職場のレベル ★★★★★ ★★★★★

 

すると元の基準値が上回っているAさん

ひととおりの仕事を終えた時「他に何をしようか」と考え、

 

基準値を下回っているBさん

ひととおりの仕事を終えた時「十分やったし、これでいいや」と考えそうではありませんか?

 

同じ仕事量をこなしているはずなのに、気持ちの面でこんな違いが出てくるのです。

 

そしてそう「思う」だけならまだ良いですが、

実際に仕事が追いつかないという状況になったらそれはストレスになり得ます。

 

もちろん、人間の処理能力や記憶能力には個人差があるので、

同じ仕事をしたとしても、その能力を持て余す人もいれば、

 

常にがんばっていないと追いつかないという人もいますが、

混乱してしまうのでここではその個人差は考慮していません。

 

2つの差が生み出すもの

「他に何をしようか」と「これでいいや」

 

この2つは、最初はささいな気持ちの違いかもしれませんが、

年月を重ねた時にとてつもなく大きな差になります。

 

そしてそのまま自分の基準値に何の疑いも持たず、

ずっと同じモノサシで物事を判断する癖が身についてしまう可能性があるのです。

 

ならば最初に入る職場環境のレベルが

高ければ高い方が良いのかというと、そういうわけでもありません。

 

あまりに自分のキャパシティを超えていると今度はブラック企業だと感じるようになります。

ちょっと取り留めのない話にはなりますが^^;

 

また、ここで勘違いしてはいけないのは、

仕事で求められるレベルなんてものは公言されていませんし、測れるものでもありません。

 

わかりやすいように

仮に数値化しているだけなのをお忘れのないようにお願いします。

sozai59

気づいて欲しいこと

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今回なぜこのような話をしたかというと、

職場にいる職員を見ていて思ったことがあるからです。

 

どういった人かというと、

一般的に見てそれほど難しくない仕事にのんびりと時間をかけている人や、

それほど多くないはずの仕事量なのに「忙しい」と不満を言う人がいたりします。

 

それを見て、

今までどんな仕事の仕方で過ごしてきたんだろう?

と嫌味でもなんでもなく、単純にそう思いました。

 

結局は本人のことなので、

僕がどうこう思うのは大きなお世話かもしれませんが。

 

そういった経緯から、最初の基準値が低いと

「自分を省みる」ということを怠りがちになってしまうのではと感じています。

 

ただ、これは公務員の職場の基準値が低いと断定するものではありません。

毎日多くの業務に追われ、精神をすり減らしながら必死にがんばっている職員もいるのです。

 

その辺りの事情は前回の記事でも述べている通りです。

 

なので、

なにも最初に入る職場が公務員であることに限った話ではありませんし、民間でも同じことが言えます。

 

どちらにせよ、

この「基準値」の概念を意識しておくだけでもその後の考えや行動を見直すことができるし、それは長い目で見た時に少なからずあなた自身を助けることにつながると思っています。

 

最後に

これまでえらそうなことを言っておいて非常に恐縮なのですが、僕は自分を特別仕事ができる人間だとは思いませんし、いたって平凡な人間です。

 

けれど最初に入った職場がブラック(主観です)だったことで、

今の仕事でキツイと思うことがあっても、前の職場を思い出し、あの環境でやってきたんだから大丈夫!と気持ちを切り替えることができます。

 

だから今の仕事が特別忙しいと感じないのと、

これまで述べてきたような転職組ならではの気づきを得ることができただけです。

 

最初に入る職場の影響は大きく、
それは無意識の内に刷り込まれるものなので、本来は変えていくのがとても難しいものです。

 

けれど、気づけばそれは可能になります。

 

今回の記事を読んで

「自分も気を付けよう!」という人もいれば、

「キレイごとを言うな!」と感じる人もいるでしょう。

 

それはそれで良いと思います。仕事をする上での価値観は人それぞれですから。

ただ、何か少しでも影響を与えることができたらいいなと思い、今回の記事を作成しました。

 

 

ということで今回の記事は以上になります。

デリケートな話なので、

寄り道話が多くて長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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