公務員試験の数的推理の解き方のコツ!練習問題と解答例について!
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新年度がスタートして、早くも1週間が経ちましたね!
新生活でバタバタ忙しい日々が続いていることと思います。
公務員試験へ向けての勉強の具合はどうでしょうか?
なかなか時間が取れなくて進んでいない、ぐったり疲れて勉強する気にならないなどなど、
思ったように進んでいないという人も多いのではないでしょうか?
それでも、数的推理・判断推理だけは毎日触れるようにしたいものです。
今回は数的推理の問題の進め方というか、解く方のコツ、考え方について触れてみたいと思います。
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参考書の解説との相性は?
オンライン自習室へ参加してくれている方から質問をいただきました。
「とある数的推理の問題の解き方で、解答を見ても分かりません」というもの。
その問題というのがこちら。
「ある正の整数は5で割ると2余り、7で割ると3余る。このとき、その整数を35で割ったときの余りは次のうちどれか。
(選択肢)
- 2
- 12
- 17
- 22
- 32
という問題。
良ければ一緒に考えてみてくださいね^^
で、この問題に対する解答が次のような内容になっているとのこと。
「(5で割ると2余る整数)+18=(5の倍数)、(7で割ると3余る整数)+18=(7の倍数)より、(求めたい整数)+18=(35の倍数)となり、両辺に17を足すと、(求めたい整数)+35=(35の倍数)+17となり、この整数を35で割った余りは17となる。」
で、この中の17とか18といった数字がどこから出てきたのか分からないというものですね。
この疑問、僕もよく分かります(笑)
僕も特別、数学が得意なわけではないし、数的推理が苦手だったので、
解答を見ても「何じゃこりゃ〜〜!?」ってなってました。
こんな具合に、参考書の解説欄を見ても、ちんぷんかんぷんでは勉強の効果が半減してしまいますよね。
参考書は、解答を見て納得できるような解説が書かれているものを選ぶようにしましょう!
さっきの問題を解いていきましょう
では、さっきの問題をどうやって解けば良いのかを考えていきます。
もう一度問題文を読んでみましょう。
「ある正の整数は5で割ると2余り、7で割ると3余る。このとき、その整数を35で割ったときの余りは次のうちどれか。
これに対して、正解までたどり着く方法が2つあります。
僕の場合、次のように解きます。
5で割ると2余る整数を羅列(7,12,17・・・)
7で割ると3余る整数を羅列(10,17.24・・・)
という具合にしていって、共通の数字を拾います。
この方法でやっていくんですが、「35で割った時に余りが出る」ということは35よりも大きい数字ですよね。
なので
5で割ると2余る整数を羅列(7,12,17・・・37,42,47,52,57,62・・・)
7で割ると3余る整数を羅列(10,17.24・・・38,45,52,59,66・・・)
52が共通で出てきたので、
試しに35で割ってみると、余りが選択肢にある17になったので回答完了としました。
こんな感じで、解説にあったような数学的知識を必要としなくても解けましたよね。
これともう一つ、実はもっと簡単な解法もあるんですよね〜。
これはオンライン自習室に参加してくれている人の特権ですが(´∀`)
というわけで、
これまでも何度も述べていますが、公務員試験は公務員試験独自の解き方の勉強をすることが大切です!
忙しい日々が続くと思いますが、がんばっていきましょう。