公務員試験は女性の方が競争率が低くなる?ボーダーや難易度は?!
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公務員試験は男性と女性で難易度が変わるの?
これから公務員試験を受けようかどうか考えている、
もしくは受験自体を諦めようとしている女性に向けた記事になります。
公務員試験は競争率が高くなりがちな試験ですが、
見た目の競争率や数値に惑わされて一喜一憂してしまう人に知っておいて欲しいことがあります。
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女性の公務員受験は狙い目?
公務員試験を受験するに当たり、男性と女性で異なる点。
それは「女性の公務員試験の競争率は実質的にはそれほど高くない」ということです。
以前にも実質の競争率はそれほど高くないという話をしましたが、
あれは
- 「無勉強の状態での受験で、受かればラッキー」という形で受験している人も多くいるため、彼らはいないものと考えられる。
- 故に実質的な競争相手はしっかり計画を立てて勉強をしてきている人だけであり、見た目の数値よりは競争率は低くなるという話でした。
今回の話はそれとは別で、
男女各自の受験者と実際の採用枠を考えた時に女性の公務員受験は見た目よりも低い競争率になり、敬遠するどころか狙い目の試験というお話です。
男性と女性受験者の競争率の違い
試験会場に行ってみれば雰囲気を掴めると思うんですが、
見た感じでも女性受験者は男性受験者より少数なんですね。
これが裁判所事務官の場合だと、逆になって女性受験者が圧倒的に多いようですが。
まぁそれはさておき、女性受験生が少ないからと言って採用枠も少ないか?
と言うとそうでもないんです。
さすがに採用枠の男女比1:1とまではいかないでしょうが、それでも女性の申し込み受験者と採用枠を考えたら、女性の公務員受験は想像しているよりも、狙い目な競争率になることが多いはずです。
もし競争率に圧倒されて、公務員試験を敬遠しているのなら考え直してみる価値があります。
例えば、とある自治体の採用が約30人だったんですが、当初の受験者数男108人女53人でした。
この時点での総合的な競争率は5.36倍となっています。そこから1次を突破したのは男40人女25人です。そして最終的に採用されたのは男18名女12名となりました。
最終的に残った男女比で競争率を算出すると男6倍、女4.4倍です。
この一例だけでも、「男性よりも女性の公務員受験の方が難易度がやや下がる」ということが言えるのではないでしょうか。
まとめ
以上のように、女性受験者の方が実質的な競争率は低くなります。
もちろんこれは、たまたまこの自治体のデータがこのような結果になっただけかもしれません。
ですので、もし受験を考えている自治体のデータが出ているのであれば試しに算出してみると、
本当に考慮すべき数値データが見えてくるはずです。
ということで、女性の公務員受験者は想像しているより狙い目な試験になり得ますので、
すっかり諦めていた、もしくは気持ちが折れて諦めようとしていた人はもう一度気持ちを奮い立たせて挑戦してみてくださいね!